50代になってから、それまでと同じくらいの量の食事をしていても、徐々に体重が増えていくようになりました。健診で毎年2キロくらい増えていき、40代の時よりも5キロ以上増えてしまったときに恐怖を感じダイエットをしようと決めました。しかしそれまでもあまり間食はしない方で、食事はバランスよく食べていると自負していたので、ダイエットといえばバストアップサロンの運動くらいしか思い当たらず、日常の買い物などで自転車を使わずできるだけ歩くようにしました。しかしやはり食生活が変わらなければほとんど体重に変化はなく悩んでいたところ、置き換えダイエットを知りました。
置き換えダイエットというと、食事に変わるスープやスムージーなどを飲むというイメージで、その分お金がかかるというイメージでしたが、ネットで調べた情報では、例えば豆乳、野菜ジュースなど健康的で自分で飲みやすいようなものを食事の代わりにすればよいというこで、それなら朝ご飯を置き換えることで続けやすいと思いました。もともと健康のためにトマトジュースを豆乳で割ったものを飲んでいたので、それを朝食の代わりにすることにしました。
たまに甘酒で甘みを付けたり、豆乳を飲むヨーグルトに変えたり工夫をすると飽きずに続けられました。家族のために朝食は作るのでそれを食べないのは最初はお腹もすいて少し辛かったのですが次第に慣れてきて、自分の朝ご飯分をお昼に食べるようにすることで食費も浮きました。一番に効果を感じたのはお通じです。もともと便秘気味で薬を飲むことも多かったのですが、朝の置き換えを始めてから朝お通じがあることが増えて便秘薬のお世話になる回数がかなり減りました。
一説によると朝目覚めてから午前中は「排泄の時間」となっていて、朝ご飯をしっかりと食べてしまうと、生理機能は排泄ではなく消化に向かってしまうため余分なものやが体の中に停滞してしまい痩せられない体になってしまう…ということを聞いたことがあり、朝のお通じがよくなったことのはそのためかなと思います。同時に体重は徐々にではありますが、置き換えを初めて1年で2キロ減らすことができました。月単位では微々たるものではありますが、このまま続けて無理なくあと2年くらいで40代のころの体重に戻したいと考えているところです。